わがまま王子に下克上_表紙_TW用 

アイドルシリーズ 4

わがまま王子に不埒な下剋上!

著者/ 伊勢原ささら

イラスト/ ロッキー

タグ: アイドル シリアス 職業BL 芸能界 やんちゃ メガネ 双子 意地っ張り 誘い受け エッチ濃いめ 業界

待望のアイドルシリーズ最新作! 人気アイドルグループのわがまま王子として名高いミチル。彼が拾った双子の美少年・セイヤとユウヤは、いつもミチルの後をついて回る仔犬のような存在だった。けれどいつしか彼らは頼もしい大人のオトコに成長していて…!? 
これまでに登場したカップルのその後を描いた「天然ドールは絶頂禁止」、「演技じゃない恋のその後」、「孤独を癒すぬくもり」と表題作の4編でときめき大ボリューム♪


「や、やめろっ、そこ……っ」
 やっと解放され、しっとりと濡れた唇で訴える。胸は弱い。弄られるとすぐに全身がとろけてきてしまう。
「ミチルさん、ここもちっちゃくてすごく可愛い。気持ちいい? ねぇ、いいの?」
「し、知るかっ」
 子犬の拙い愛撫に感じてしまっているのを認めるのがくやしくて首を振るが、ビクビクと震えてしまう反応はごまかしようもなく、セイヤはさらに執拗に胸の飾りを摘まみ、もう片方に唇を寄せ吸い上げてきた。
「よせ……っ、や、あぁっ」
 抑えられずに濡れた声を張り上げてしまうと、花芯を咥えたユウヤの愛撫も激しくなってくる。
「ゆ、ユウヤ、馬鹿っ、出る……っ」
 揺れてしまう腰をがっしりと両手で押さえつけられ、深く含まれ吸引されて、抗うこともできず絶頂に導かれた。脳髄まで溶かすような快感の波が押し寄せてきて、未知瑠は見栄も外聞もなく甘い吐息を漏らしてしまう。忠実な猟犬が嬉しそうに目を細め、未知瑠の愛液をごくりと嚥下するのが見えて、頬がカッと熱くなりあわてて目をつぶった。
「ずるいよ、ユウヤ! 俺も、ミチルさんのおいしいの飲みたい!」
「次、譲ってやる」
 争うように言い合う二人の声と衣擦れの音を聞きながらぼんやりと目を開けると、双子は競う勢いで服を脱いでいくところだった。すっかり育った逞しい裸体が目に入り、たった今いったばかりなのに体の奥がズクンと疼く。下着を脱ぎ捨てると隆々といきり立った中心が現れ、未知瑠は茫然とみつめてしまう。
(冗談だろ……こいつら、こんなの隠してたのかよ……)
 らしくない不安と期待めいたときめきが寄せてきて、未知瑠は快感の余韻の残る体を縮め逃れようと這い出すが、すぐに捕まえられてしまう。
「ミチルさん、どこ行くの? 行っちゃ駄目だよ? 俺達、もっともっと気持ちよくしてあげるんだから」
「俺達のことも、気持ちよくしてほしい」
 優しく、けれど有無を言わさずベッドに引き戻されて、膝立ちになった二人に欲情をストレートに表した剛直を両側から突き出された。
「ミチルさん、触ってよ、ねぇ」
「俺達のに」
「な、なんで俺が、おまえ達のなんか……っ」
 目を逸らしても声が上ずってしまう。本当は、触れてみたい。恥じらいもなく素直に純粋に自分を欲してくれるそれの、熱さや形を確かめてみたい。
「全く、しょうがないな……」
 嫌々といった感じにわざと顔を歪め熱くなる頬を意識しつつ、そろそろと両手を伸ばし顔の脇に突き出された二本の肉棒をそっと掴んだ。ドクドクと打つ熱い脈動が、未知瑠の全身に同じだけの熱を伝えた。
 不埒な欲情を煽られた未知瑠がそっと手のひらを動かすと、二人は素直に声を上げ吐息を漏らし、嬉しそうに目を細める。
「嘘みたいだ……ミチルさんが俺のに触ってくれてるよ! 気持ちいい! どうしよう、もう死んでもいいよ、俺!」
「ミチルさんの指、白くて綺麗……」
 本当に死にそうなくらい露骨に感激している二人の表情は、未知瑠のよく知っている可愛い子犬のものに戻っていて、気持ちが次第に落ち着くとともに愛しさも増してくる。見かけだけは男らしく凛々しく育っても、やはり中身は初々しい彼らのままなのだ。
「何だよ、二人してだらしない顔して……見てられないね」
 口だけは呆れ気味に言いながら手の動きを少し速くしてやると、双子も手を伸ばして未知瑠の薄いくさむらや果実をまさぐってきた。

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