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闇夜の傀儡師 シリーズ 2

闇夜の傀儡師・夜叉丸妖談―踊る髑髏―

著者/ 遠谷稔子

イラスト/ kuren

タグ: ミステリー 和物 妖かし オレ様 和服 意地っ張り 武士 エッチ濃いめ 京都 鎌倉時代

このごろ都に流行るもの。夜伽、後孔、されこうべ。墓場荒らしが怪死する事件を追う北条春時は、人形繰りの大道芸人にして死者の声を聞く傀儡師・夜叉丸に相談する。「面倒だからやりながら話せ」と押し倒された春時は強く握られて達することも出来ず…!?


「夜叉丸、まだ話は終わってないぞ」
「面倒だから、あとはやりながら話せ」
「やりながらって……」
 訊き返したとたんに、その場に押し倒された。「あっ」と声を上げる間もなく、鶸萌黄の直垂の胸元を大きく開かされる。
 板間に背をつけながら、白い肌があらわになると、いきなり乳首に歯を立てられた。
「……ッ」
 じんとした痛みを感じた瞬間、そこにざらりとした舌が這った。刺激に乳首の先がピンと立つ。
「やっ……」
 春時は身をよじった。すかさず、夜叉丸の指先がもう一方の乳首をつまむ。爪を立てられ、キュウッときつく捩じられる。
「……ひッ…、ん……」
 爪先が食い込み、血がうっすらと滲む。苦痛のあまり、意識しないまま、春時の眦から涙が流れ出た。なのに肌は上気して、腰から下がじんじんと熱くなる。
 尖った乳首の先にチロチロと舌を走らされ、もう一方をきゅうきゅうと爪先で捩じられると、
「あっ…、ああ…っ…」
 と、喘ぎがたちまち止まらなくなった。
 夜叉丸は強引だ。いつでも、こうして会うなりすぐ体を求められる。すると、春時の心は不安でいっぱいになる。それなのに、指先ひとつ動かせず、少しも抗うことができないのだ。
 夜叉丸の手が袴の腰紐にかかった。慣れた手でするすると解かれて、袴を抜かれると、春時は下帯いちまいの下半身をさらした。
「あ……」
 解放感に、春時の背がしぜんと反り返った。
 だが、夜叉丸は下帯には手をかけず、乳首を責めつづけた。
 歯で挟み込まれ、キイッと引っ張られては、舌先でぐるりと舐められる。きりきりと食い込む爪先に、もう一方の乳首の突き立った先端が赤く腫れ出した。
「……んんーっ…、や……んっ…」
 股間が熱くなってくる。芯から堅さを増した一物が、下帯の布を内側からごそごそと擦りはじめた。
「春時どうした、話の続きがあるんじゃないのか」
 夜叉丸がわざとらしく訊いてくる。
「……こ…んなっ……、やぁっ……、あっ…、ひんっ……」
「なんだ、言葉になってないぞ」
 それでも、夜叉丸は責めの手をゆるめない。唇でちゅるちゅると吸い上げながら、もう一方の突起を、指の腹ですり潰すようにぐりぐりと擦る。
「あ……ん、あっ……ひぃっ……」
 一物が支柱のように、徐々に下帯を突き上げはじめた。明らかな体の反応を目にして、夜叉丸の口元に薄い笑いが浮かぶ。
「そんなに気持ちがいいか」
 上目にのぞかれ、春時は唇をきつく噛んだ。女のように、乳首だけで感じている自分が信じられない。それでも、体中の血がどんどん股間に集まっていく。我慢も限界だ。
「ねぇ……、もうっ……」

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